▲ 詳細調査が必要なひび割れの例
地山のゆるみによる鉛直圧による変状
(出典:NEXCO 設計要領第3 集)
覆工コンクリートに幅が広く長いひび割れが生じていたり、
打音検査で広い範囲に濁音がある場合は、
①覆工コンクリートの厚さが薄い
②覆工コンクリートの背面に空洞がある
③覆工の強度が弱い
等の原因が考えられます。
詳細調査を行い覆工の補強が必要か検討します。
▲ 電磁波探査模式図
▲ 電磁波探査測定状況
・覆工コンクリートの厚さや背面の空洞は電磁波(レーダ)により探査します。
・覆工の強度はテストハンマーを用いて概略値を測定します。
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電磁波探査は、株式会社メンテック(http://www.mtcinc.co.jp/)と提携しております。
NETIS 登録(KT-980444-V):トンネル覆工レーダ探査装置