三脚にカメラをセッティングしてトンネル断面(壁面)を分割して撮影する工法
使用機器は図-1に示すように市販の一眼デジタルカメラ、自動雲台装置、キャスター付き三脚で、いずれも汎用品です。
一眼デジタルカメラ
2424万画素
自動雲断装置
キャスター付き三脚
① 三脚に自動雲台装置をセッティングしてカメラを取付けます。(所要時間:5分程度)
② 三脚を撮影測点に移動し断面方向を5~8ショット(半断面)に分割して撮影します。
(両断面周撮影は可能。10~16ショット)
撮影時間:10m/10分 日当り400m(トンネルの場合)
③ 撮影した写真を合成(1合成10m程度)し、ひび割れ及びその他の変状を積算する。
レーザーシャッター
バルーンライト 300W
扇状の架台に複数台のカメラをセッティングし、壁面情報をモニターで確認しながら歩行して撮影する工法
使用機器は、撮影用治具に三脚撮影法と同じ規格のカメラを7台用います。
撮影壁面までの距離・角度の計測、複数台カメラを同時にショットするレーザーシャッターを7台装備します。
一眼デジタルカメラ
2424万画素
レーザーシャッター
壁面距離・角度計測
図-2撮影用治具
W;1238×D;1465×H;2500(㎜)
重量115㎏(カメラ除く)
① 撮影用治具を組み立てます。(所要時間:15分)
② カメラとレーザーシャッターを扇ユニットに設置してモニターに接続致します。(所要時間:15分)
③ 歩行しながらモニターで壁面を確認し撮影ポイントでショットします。(1ショット)
撮影時間:10m/1.5分 日当り800m(トンネルの場合)
④ 撮影した写真を合成(1合成10m程)し、ひび割れ及びその他の変状を積算する。
レーザーシャッター
バルーンライト 300W